この記事では以下のような悩みや疑問を解決していきます。
- 観葉植物のほこりはどう取ったらいい?
- 観葉植物のほこりは放っとくとどうなる?
- 観葉植物のほこりを予防する方法は?
部屋の中はどうしてもほこりや汚れが溜まります。
そのほこりや汚れは当然のごとく観葉植物にも溜まり、悪影響を及ぼします。
最悪の場合枯れてしまうので、この記事を読んでしっかり対策しましょう!
- 観葉植物にほこりが溜まる原因が分かる
- 観葉植物にほこりが溜まらなくなる
- 観葉植物が生き生きと育つようになる
この記事を読めば、今まで以上に観葉植物を元気に育てる事ができ、掃除のしにくい葉のほこりともおさらばできます。
観葉植物のタイプごとにほこりや汚れの除去方法をまとめていますので、ご家庭に合った方法をお選びください!
この記事は、植物のプロによって書かれています。
また、このサイト自体がお花やガーデニングに関する記事を書いています。
ぜひ他の記事も併せてご覧ください!


観葉植物に付いたほこりを放っておくと枯れる

観葉植物は、水をあげているだけでは枯れる場合があります。
植物には、「水」「光」「空気」「養分」「温度」の5つが必要です。
その中でも、ほこりを溜めて放っておくと、主に光の吸収や呼吸が困難になります。
また、部屋に虫が湧く原因にもなりますので、下記の理由を抑えておきましょう!
光の吸収ができなくなる
植物が光を浴びて、生きるエネルギーに変える事を光合成と言います。
光合成は主に葉で行いますが、その葉が汚れていると光が吸収できず、エネルギーに変える事ができなくなります。

光が無いとどんどん艶や色が悪くなってしまうよ!
呼吸できなくなる
観葉植物に限らず、植物は基本的に葉で呼吸をします。
そこにほこりや油汚れなどが付着すると、呼吸ができなくなり枯れてしまします。
対策は最後にまとめて記載していますが、葉のほこりはこまめな掃除と、葉水(霧吹きなど)で解決できます!
害虫や病気を呼び寄せる
植物にほこりや汚れが溜まっていると、害虫の発生や病気の原因になります。
そういった状態が長く続けば当然植物は弱り、最後は枯れてしまいます。
害虫や病気は基本的に訪れてから対処しますが、まずはそうならないための対策をしていきましょう!

ほこり対策は後半で解説するよ!
観葉植物のほこりの落とし方(拭く、叩く、流す)

観葉植物のほこりの落とし方にはいくつか方法があります。
仕上がりが、
- ほこりや汚れが落ちる
- 植物を傷つけていない
- 今後植物に影響が出ない(薬剤など)
この3点をクリアできていれば、どんな方法でもOKです。
では実際のほこりの落とし方を見ていきましょう!
葉が大きい観葉植物の場合
葉が大きいタイプは、1枚1枚ふき取るのが効果的です。
道具は、
- タオル
- ティッシュ
- 軍手
- マイクロファイバー
- 手袋クイックルワイパー
- スプレー
- シャワー
などがあります。
スプレーはゴミが飛び散るため、室内ではオススメできません。
光沢効果付きの物もあるため、ほこりを落とした後の光沢材として使うのがオススメです!

これが光沢効果のあるスプレーだよ!

葉が薄い観葉植物の場合
パキラなどの葉が薄い観葉植物は、ほこりをふき取る際に葉が破れてしまう可能性が高いです。
そのため、弱めのシャワーで葉全体を流してあげた後に、スプレーで乾かしてあげるのがいいでしょう。
大きくて移動できない場合は、優しくふき取るか、その場でスプレーしましょう!
葉が多く一枚ずつ拭けない場合
葉が多い観葉植物は全部の葉を拭くのが大変なため、シャワーを当てるかスプレーが効果的です。
観葉植物にほこりが付かないようにする対策方法

ここまでも対策について触れてきましたが、改めて対策方法をまとめました!

対策して、常に綺麗なお家に!
こまめな掃除と手入れ
1番はこまめに掃除をする事です。
ほこりが溜まってから掃除をするよりも、ほこりが被らない対策をしましょう!
毎日葉に霧吹きで水をかけると防虫にもなりますよ!

100円ショップの物でもいいけど、
こういう霧吹きの方が、使いやすく床が濡れにくいよ!

風通しを良くする
普段からなるべく風通しを良くすることで、葉にほこりが付くのを防ぎます。
部屋の中で育てている場合は、窓をなるべく開けるか、扇風機やサーキュレーターを回す事で解決できます。
注意点として、人工的な風(扇風機やエアコン)を植物に長時間直接当てると葉が乾いてしまい、枯れる恐れがあります。
自然の風は植物にとっていい影響を与えますので、外で育てている場合は問題ありません。
あくまで部屋の空気を回すイメージで風通しを良くしましょう!
スプレーを使う
スプレーは簡単にほこりを落とせたり、光沢作用があったりといい面もありますが、部屋にホコリをまき散らしてしまいます。
そのため、なるべく外で使用しましょう。
また、光沢作用のあるものは頻繁に使うと植物にとってあまりよくない場合があります。
毎週のように使いうのは控え、月に1回など、スペシャルケアとして使用をオススメします。

空気が出るだけの物なら毎週使ってもOKだよ!

観葉植物を育てる上で、ほこり以外に気を付ける事

ここからは、観葉植物を育てる上で、ほこり以外に気を付けた方がいい事を紹介します。
- 枯れた葉や枝の処理
- 適度な水やり
- 定期的な植え替え
枯れた葉や枝の処理
葉が黄色くなってしまったり、黒く枯れてしまった枝はすぐに取り除きましょう。
残念ですがその葉や枝は、もう元気になる事はなく、本体の成長の妨げになります。
また、鉢植えであれば、枯れた葉を土の上に放置するのも病気や害虫を寄せ付けるため、すぐに取り除きましょう。
植物のためにも見た目のためにも、枯れた葉や枝は素早く取り除きましょう!
適度な水やり
水は、あげ過ぎてもあげなさ過ぎても枯れる原因になります。
水が無くて枯れるのは当たり前ですが、水が多過ぎるのは根を腐らす(根腐れ)を引き起こします。
しっかり土の表面が乾いたことを確認してから、水をあげるようにしましょう!
定期的な植え替え
鉢植えにされている植物は、土の量も鉢の大きさも限られているため、その範囲内でしか成長できません。
そのうち鉢の中が根でパンパンになり、土の栄養を無くしてしまいます。
そのため、一回り大きい鉢や新しい土に植え替える事で、また成長する事ができます

植え替えの方法はコチラ!

まとめ
今回は観葉植物にほこりや汚れが付いた時の対処法と、その対策をまとめました。
いかがだったでしょうか?
結構簡単だったと思います。
では、ここでおさらいしておきましょう!
- 観葉植物のほこりや汚れはすぐに無くす
- 毎日葉に水をかけて対策する
- 風通しをよくする
しっかり対策して、観葉植物をより元気にしましょう!

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