この記事では以下のような悩みや疑問を解決していきます。
- ドライフラワーがカビた原因は?
- ドライフラワーのカビの影響は?
- カビないドライフラワーを作りたい!
カビないドライフラワーを作る一番のポイントは、風通しを良くする事です。
ドライフラワーがカビる一番の原因が高温多湿ですが、風通しが良ければある程度はカビを防げます。
ただ、カビやすいお花などもありますので、風通しが良ければ必ずしもカビないというわけではありません。
ポイントはこの記事で解説するよ!
この記事では、主にドライフラワーがカビてしまった原因と対策を解説していきます。
その他に、カビが人体などに与える影響や、カビにくいドライフラワーなどを、お花屋さんでたくさんのドライフラワーを作ってきた筆者がご紹介していきます!
この記事は、植物のプロによって書かれています。
また、その他のドライフラワーに関する記事も書いています。
ぜひ他の記事も併せてご覧ください!
ドライフラワーがカビる原因
ドライフラワーがカビる原因は下記の3つであり、主に湿気の多い環境や風通しの悪い環境である可能性が高いです。
また、ドライフラワー自体にカビの細胞子が付着していた場合や、ドライフラワーに付いたホコリがカビの繁殖を促進する事があります。
- 高温多湿
- 風通しが悪い
- ほこり
①高温多湿
カビの一番の原因がコチラです。
「湿気=水分」であり「高温=カビの促進がしやすい」ため、カビが生えてしまいます。
むしろ、カビを生やしたいならうってつけの環境です。
いや、どんな状況よ!
②風通しが悪い
次に、無風の状態がカビを促進させます。
風通しが良ければ蒸れにくく、カビも簡単には生えられません。
窓がない部屋や閉め切った部屋の場合は、サーキュレーターを回しておきましょう!
※ただし直接風を当てると破損などの原因になるためNGです。
③ほこり
ほこりは、カビの餌となりカビを寄せ付けます。
こまめな掃除と、風通しを良くして、対策しましょう。
ドライフラワーのカビの影響は?
ドライフラワーにカビが生えると、見た目が悪くなり、臭いが発生することもあります。
また、カビの細胞が飛散することで人体に影響し、アレルギー症状などを引き起こすこともあるため、早めに対処することが重要です。
周りのドライフラワーにも移す
ドライフラワーがカビると、周りのドライフラワーにもカビを伝染させます。
残念ですが、カビの生えたドライフラワーを見つけ次第、すぐに捨ててしまいましょう。
また、隣り合ったドライフラワーもカビが乗り移っている可能性があるため、なるべく処分する事をオススメします。
まだカビていなければ、様子を見てから判断してもいいよ!
思い入れのある大切なお花もあるからね!
人体にも影響
ドライフラワーに限らず、カビにはアレルギー症状や、肺炎、水虫など、人体に影響を及ぼす可能性があります。
心苦しいですが、カビが見つかり次第すぐに処分するようにしましょう。
- アレルギー性鼻炎
- 夏型過敏性肺炎
- 気管支肺アスペルギルス症
- 水虫
- シックビル・シックハウス症候群
- などなど・・・
絶対すぐ捨てよう、、、
ドライフラワーのカビを取り除く事は可能?
ドライフラワーのカビは基本的に取り除く事ができません。
正確にはアルコールなどでカビの除去は可能ですが、変色や破損に繋がります。
また、カビが取り除けていなかった場合に他にも影響を及ぼしますので、心苦しいですが取り除かずに捨てるのが賢明です。
他のドライフラワーや自分、家族のためにも、
ドライフラワーにカビが生えたらすぐに捨てよう!
ドライフラワーがカビない方法を知りたい
ドライフラワーは、カビが生えてからの対処ではなく「いかにカビさせないか」の対策が重要です。
そのため、上記を踏まえた「ドライフラワーがカビない方法」は下記のとおりです。
- カビにくいお花を購入する(ドライフラワーを購入する場合は、カビてないお花を購入する)
- 風通しのいい場所に飾る(もしくはサーキュレーターなどで風通しを良くする)
- 高温多湿を避ける
- ほこりや汚れをこまめに掃除する
- カビを発見したら、すぐに処分する(近くにあるドライフラワー含め)
カビにくいお花
ドライフラワーにカビを生やさないためには、そもそもカビにくいお花を使いましょう!
お花屋さんオススメのお花をご紹介します!
- スターチス
- エリンジューム
- カスミソウ
- ミモザ
- ヘリクリサム(貝殻草)
- 千日紅
- ユーカリ
- グレビリア
- 針葉樹系
などなどです。
この中のお花だけでも充分オシャレなドライフラワーが作成可能です!
聞いたことある名前がたくさん!
ミモザは年々人気を増していますが、ユーカリと組み合わせるだけでナチュラルかつ明るいドライフラワーになります!
スターチス
ドライフラワーと言ったら、必ず出てくる定番のお花です。
元々乾燥しているようなお花なので、簡単にドライフラワーにする事ができます。
色がたくさんあるのも人気の理由です!
エリンジューム
オシャレドライフラワーの定番です。
ワイルド系の組み合わせに向いていますが、カスミソウやバラなど定番の組み合わせでも、個性的な見た目がお花のアクセントになります。
カスミソウ
コチラも超が付くほどのド定番です。
失敗知らずのカスミソウは、誰でも簡単にドライフラワーにする事ができます。
お花一つ一つが小さいため、ドライフラワーにしても印象が変わらないのも嬉しいポイント!
ミモザ
年々人気を増しているお花です。
ドライフラワーにすること自体は難しくないですが、早めに干した方がふわふわ感や色が残ります。
2~3日楽しんだらすぐに干しましょう!
ヘリクリサム(貝殻草)
生花の状態からカサカサしているお花です。
あまり成果の状態で店頭にはありませんが、雑貨屋さんや専門店で、ドライフラワーの状態でよく販売されています。
お花が大きめかつ発色がいいので、メインの花材に使う事が多いです。
千日紅
色が褪せにくいため、そういった意味で海外ではプロポーズに用いられたりします。
個人的には画像の薄ピンクよりも、濃いピンクの方が発色が良く好きです!
お花屋さんでもよく出回っているので買いやすいですよ!
ユーカリ
ユーカリは種類がいくつかありますが、どれも変わらずドライフラワーにしやすいです。
お花だけで物足りなきときにユーカリを足してあげると、一気に雰囲気が出ますよ。
早めに干した方が形は綺麗に残ります。
針葉樹系
イメージは、クリスマスでよく使われるグリーン(葉物、枝物)です。
モミの木やヒバ、ヒノキなどが有名です。
どれもドライフラワーにしやすいですが、使うと、ただならぬクリスマス感が出るため、冬の仕様がオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか!
まとめると、ポイントとしては3つです!
- カビが生えたら即処分
- カビが生えにくいお花を購入する
- カビが生えない環境を作る
カビはアレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす可能性があるため、ドライフラワーにカビが生えた場合は、適切に対処することが重要です。
また、カビが多発する環境でドライフラワーを保管することは避け、カビの生えにくいお花をドライフラワーにしましょう!
ぜひ素敵なドライフラワー作りを!
他の記事も見ていってね~!
コメント