この記事では以下のような悩みや疑問を解決していきます。
- 冬の観葉植物の水やり頻度は?
- 夏と違うの?
- 観葉植物を枯らさない方法は?
大切に育てている観葉植物。
夏より冬の方が圧倒的に枯れるリスクが高いです。
せっかく元気に育っていたのに、冬を越せずに枯れてしまったらショックですよね…。
私も何回か経験が…。
この記事では主に、水やりで冬に観葉植物を枯らさない方法とそのお助けグッズを紹介していきます!
それでは見ていきましょう!
この記事は、植物のプロによって書かれています。
また、このサイト自体がお花やガーデニングに関する記事を書いています。
ぜひ他の記事も併せてご覧ください!
観葉植物の冬の水やりの方法
観葉植物は夏と冬では水やりの方法が異なります。
異なるとはいっても水のやり方そのものが変わるわけではなく、水をあげる頻度が変わります。
通常、水やりは「土の表面が乾いてから」行います。
ですが、観葉植物の多くは熱帯系が原産で冬は生育が鈍るため「土の表面が乾いてから」では、水やりの頻度が多すぎてしまいます。
水やりの頻度は、鉢の大きさや観葉植物の種類によってが変わりますが、ここでは鉢の大きさに絞って解説していきます。
冬に観葉植物が枯れる原因の多くが水のやりすぎなんだ!!
大きい観葉植物の場合(7号以上)
大きい鉢は、小さい鉢に比べて水の渇きがゆっくりです。
理由は小さい鉢に比べて土の量が多いため、風や温度で乾く部分が少ないからです。
もちろん植物は水を吸い上げますが、冬は生育が鈍るため、さほど水を必要としません。
そのため、土の表面が乾いてから1週間ほど空けてから水やりをしましょう。
土の表面が乾いてから2~3日という事が多いけど、
それは小さくて土の量が少ない観葉植物の場合だよ!
我が家では、フィカス・アルテシマという観葉植物を10号鉢で育てています。
夏場は成長させるために外に出しており、直射日光の当たらない明るい日陰(ベランダ)で2週間に1回水やりをする程度でした。
また、7号鉢のアラレアという観葉植物は、同じ環境でだいたい1週間~10日に1回のペースで水やりを行っています。
夏場でこの頻度ですから、冬の室内はもっと少なくていいのが分かりますね。
10号なら1カ月、7号なら2~3週間に1度ぐらいを目安に、水やりをしましょう!
(あくまで目安だから、「土の表面が乾いてから1週間後に水やり」を忘れずにね!)
(あとは暖房のつけ具合にもよって変わってくるからよ!)
中くらいの観葉植物の場合(4~6号)
4~6号鉢であれば、鉢の表面が乾いてから3~4日後に水をあげましょう!
葉の枚数が多い観葉植物は、乾くのが早い場合がありますので、必ず毎日様子を観察してください!
小さい観葉植物の場合(3号以下)
3号以下の鉢であれば、鉢の表面が乾いてから2~3日後に水をあげましょう!
サボテンや多肉植物の場合、7~10日ほど待ってからにします。
サボテンや多肉植物は多くの場合が水のやりすぎで枯らしてしまうため、水を控えめにしておきましょう!
水を控えていると状態が少し変化しますので、そのタイミングで水やりをするのがベストです!
その間隔を観察し、次からも同じぐらいの間隔で水やりをします。
とにかくポイントは、水をあげ過ぎない事!
水をあげ過ぎるぐらいなら、水が足りなくて葉がシュンとなってからあげるぐらいの方がいいよ!
観葉植物に水をあげ過ぎると起こる事
観葉植物は、水を与えすぎると枯れます。
枯れる前に次のような変化を見せますので、気づいたタイミングで早急に対処しましょう!
- 葉が落ちる
- 根が腐る
- 幹がブヨブヨになる
- 虫が湧く
これらの対処法は、まず水やりを辞めます。
それ以上水をあげると間違いなく枯れます。
葉がなくなっても、根が生きていればまだ復活の可能性はありますので、通気性のいい場所で管理します。
冬の窓辺や外は寒いから、サーキュレーターなどを回そう!
もし、根が腐っていたら復活は難しいです。
ですが幹がブヨブヨになっている場合で、葉が生きていれば、挿し木にして新たな株を育てる事はできます!
状況を見て、最後まで諦めずに対処しましょう!
場所に合った観葉植物を選ぶ
観葉植物にもさまざまな種類があります。
例えば、「耐陰性がある」「寒さに強い」「環境が変わると弱りやすい」「根を触られるのが苦手」などです。
ですが、初心者の方がそれを見分けるのは難しいですし、店員さんに教えてもらってもすぐに忘れてしまう方が非常に多いです。
観葉植物の名前って覚えづらいの多いから
後から調べられない時あるよね…(泣)
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観葉植物の冬の水やりお助けグッズ5選
冬でも観葉植物を元気に保つために便利なグッズを5つご紹介します!
- 水やりチェッカー
- 太陽光ライト
- サーキュレーター
- ウッドチップ(バークチップ)
- 霧吹き
水やりチェッカー
観葉植物を枯らす原因1位2位を争うは水のやり過ぎ、またはやらなさ過ぎです。
この水やりチェッカーを使えば、一目で水やりのタイミングが分かるため、乾き具合の確認で土を触って手を汚す事がなくなります!
特に冬はいつのタイミングで水やりをすればいいか分かりづらいため、一目でわかる水やりチェッカーは便利です!
太陽光ライト
冬は外が寒いため外や窓辺で日光浴ができず、光不足で観葉植物が弱ってしまう事が良くあります。
そこでオススメしたいのが、太陽の光に似せた植物育成ライトです!
コチラであれば簡単に光を与える事ができ、冬でも簡単に育てる事ができます。
タイマー付きで、旅行中も安心!
サーキュレーター
観葉植物の育成において忘れられがちなのが、風です。
中学生で習った通り、植物が育つには、水・光・空気・(温度)が必要です。
そのうちの空気は、風通しとして考えてください!
風通しがいいと植物が水を吸い上げるため、水の循環が良くなり根腐れの心配がなくなります。
窓を開ける機会が減る冬は、特にサーキュレーターの設置が必要です!
ウッドチップ(バークチップ)
バークチップは、保温の面で効果的です。
観葉植物は温度が10℃以下になると枯れるリスクが高まります。
掛け布団のような形でバークを並べてあげるだけで、暖かくなりますし、見栄えが整います!
このことをマルチングと言うよ!
霧吹き
最後は霧吹きのご紹介です!
冬は特に乾燥する季節ですが、暖房の効いたお部屋の中は特に乾燥していますよね。
植物はお部屋の空気を綺麗にしたり乾燥を防いでくれる効果がありますが、放って置くと観葉植物も葉が乾燥してしまいます。
1日に1回霧吹きを葉にしてあげる事で乾燥を防ぎ、お部屋の空気も綺麗にしてくれますよ!
乾燥はお肌敵にも敵!
冬に観葉植物を枯らさない方法
観葉植物は冬に枯れる場合が一番多いです。
今回は水やりについて解説しましたが、その他でも観葉植物が枯れる恐れは大いにあります。
ここではその原因と対策を5つあげましたので、できていないところはぜひ改善してください!
- 水や肥料をあげ過ぎない
- 温度を10℃以上に保つ
- 風通しを良くする
- なるべく明るいところに置く
- 植え替えをしない
全部とっても簡単にできるよ!
水や肥料をあげ過ぎない
水のあげ過ぎについてはコチラの記事で解説してきましたが、肥料もあげ過ぎてはいけません。
冬は観葉植物の生育が鈍るため、肥料を与えるのはやめておきましょう!
また、春以降も過剰な栄養は逆に悪影響を及ぼす恐れがありますので、既定の使用量を守りましょう!
観葉植物にはこの液体肥料「ハイポネックス」がオススメ!
温度を10℃以上に保つ
冬でも基本的には10℃以上の室温を保つようにしましょう!
熱帯出身が多い観葉植物は寒さを知りません。
10℃以下の室温は生育が鈍るどころか、枯れる原因にもなりますので注意が必要です。
暖房の乾燥を防ぐにはコチラの霧吹きがオススメ!
風通しを良くする
先にも解説していますが、観葉植物は適度に葉が乾くことで根から水を吸い上げようとするため、風が無いと常に鉢の中に水があふれている状態となり、根腐れを起こします。
窓を開けなくなる冬は、日中だけでもサーキュレーターを回して風通しを良くしましょう!
風を直接当てるのはNG!
あくまで部屋の空気を流すイメージで!
なるべく明るいところに置く
植物の成長に光は欠かせません。
ただ、冬は寒く外に出せないため、日光が入りにくいお部屋ではなかなか日光浴させる事ができません。
冬は窓辺でも冷えるため、なるべく部屋の中心に置く事がオススメです。
そこで太陽光に似た光を放つことができる「太陽光ライト」を使いましょう!
タイマー調節できるため、日中お家にいなくても安心して使う事ができます!
植え替えをしない
観葉植物を枯らす原因として多いのが、植え替えをしていない事です。
植え替えをしていないと、鉢の中の酸素や栄養が少なくなり、土も痩せてしまいます。
2年に1回を目安に植え替えを行いましょう!
でも冬に植え替えをするのはNGだから、暖かい5~9月にやろう!!
植え替えの時期や方法についてまとめた記事がありますので、ぜひご覧ください!
↓植え替えのやり方
↓植え替え時期の記事
まとめ
さて、ここまで冬の観葉植物の水やりを中心に解説してきましたがいかがだったでしょうか?
最後におさらいしてみましょう!
まず、観葉植物の冬の水やり頻度は鉢の大きさや種類によって変わりました。
水の量は鉢底から水が流れるまでたっぷりだったよね!
- 7号以上:土の表面が乾いてから7~10日後
- 4~6号 : 土の表面が乾いてから3~4日後
- 3号以下:土の表面が乾いてから2~3日後
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また、冬の観葉植物の生育を助けるグッズもご紹介しました!
- 水やりチェッカー
- 太陽光ライト
- サーキュレーター
- ウッドチップ(バークチップ)
- 霧吹き
ぜひ冬はこの記事を何回も読み返して、観葉植物の苦手な冬を乗り越えましょう!
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