鉢植えのカビ!ココヤシファイバーやウッドチップが原因かも!?お花屋さんが解説します!

鉢植えのカビの処理の説明

この記事では、鉢植えにカビが生えた時の5つの原因と3つの対策をご紹介します。

このような悩みや疑問を解決します!
  • 鉢植えにカビが生えたらどうしたらいい?
  • 鉢植えのカビは何が原因なの?
  • 鉢植えにカビが生えない対策はある?
  • ココヤシファイバーのカビが困る
  • ウッドチップのカビが困る

鉢植えにカビが生える事は見た目以上にショックで、植物が枯れてしまわないか心配になりますよね。

でも、もう安心してください!

この記事を読めばカビを綺麗に取り除く事ができ、今後カビとは無縁の鉢植えを実現する事ができますよ。

この記事の結論
  1. カビを取り除く
  2. 鉢の置き場など環境を整える
  3. 適切な育て方をする

難しくはないので焦らずゆっくり見ていきましょう!

この記事を書いてる人
  • 花屋の開業を目指す花屋歴4年の元お花屋さん
  • 自宅でも30株以上の植物を育てているため、植物の病気や育て方に詳しい
  • 花屋だからこそ分かる、プロ目線で解決策を提案
案内人の
ななちゃんです!

この記事は、お花屋さんならではのプロ目線で執筆しています。

記事の後半に、カビを生やさずに育てられる方法をご紹介しておりますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

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目次

鉢植えにカビができてしまう5つの原因

鉢植えにカビができてしまうのは、必ず原因があります。

ここではその原因を5つご紹介します。

ななちゃん

下の5つがカビの生える原因だよ!
植物にも良くない環境だから、なるべくやらないようにしよう!

カビが生える5つの原因
  1. 鉢植えの置き場所の日当たりや風通しが悪い  
  2. 鉢植えの水分量が多すぎる
  3. 鉢植えのココヤシファイバーやウッドチップ、鉢皿が原因
  4. 鉢植えに肥料を与えすぎている
  5. 鉢植えの植え替えをしていない

あなたの鉢植えも、このどれかに当てはまっていますので、まずは原因を把握しましょう。

ちなみにカビの発生条件以下の通りです。

  • 70%以上の湿度 (60%以上から活発に活動、80%以上で一気に繁殖)
  • 15~30度の気温 (25~28度がもっとも生育に最適)
  • 栄養分(土や肥料)

部屋の湿度が50%以下でも、鉢の湿度は分かりません。

特に梅雨の時期は、外でもカビの生える可能性が高くなります。

①    鉢植えの置き場所の日当たりや風通しが悪い          

鉢植えの置き場所が悪いと、カビの原因になります。

例えば、洗面所やトイレ。

常に締め切っていて、風通しが悪く湿度が高いですよね。

日も当たらないので、鉢の中の水分が無くならずカビを生えやすくします。

水をあげる時は明るい日向に置き、余分な水分が無くなってから戻すようにしましょう。

リビングでも、キッチンの近くやジメジメした部屋の隅は注意が必要です。

②    鉢植えの水分量が多すぎる

一番多いのが、この間違いです。

水は毎日あげると思っている方が多く、その結果枯らしてしまいます

また、植物に対して鉢が大きすぎるのも良くありません。

この二つは、植物に必要な水分量を超え、鉢の中に常に満タンの水がある状態が続きます。

その結果、湿度が上がるためカビの原因になります。

土の表面から2cm下ぐらいが、完全に乾いたことを確認してから水を与えるようにします。

③    鉢植えのウッドチップ(バークチップ)や鉢皿が原因

土の上にウッドチップ(バークチップ)やココヤシファイバーを置いている場合も、カビの原因になります。

理由は、土の水分の蒸発を防いでしまい湿度が高くなるからです。

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解決策としては、ウッドチップ(バークチップ)やココヤシファイバーに直接水をかけるのを辞め、なるべく風通しがいい日なたに置く事です。

また、湿度が高くなるとどうしてもカビの原因になってしまうので、水をあげた日は土の上に何も置かないようにするのもいいですよ。

1日我慢して、翌日からウッドチップ(バークチップ)やココヤシファイバーを置くようにしましょう!

その他にも、鉢皿を敷いている場合は、絶対に鉢皿に水を溜めないようにしましょう。

鉢皿に水が溜まると、余分な水分が多くなり根腐れの原因にますし、鉢底穴が塞がれて鉢内の湿度が異常に高まりカビになります。

ななちゃん

鉢皿に水を溜めるのは絶対ダメ!

根ぐされについてはコチラの記事で解説しています!

④    鉢植えに肥料を与えすぎている

肥料は植物だけではなく、カビの栄養分にもなります。

肥料の与えすぎは、植物にとっても良くありません。

適正量を守り、使用してください。

⑤    鉢植えの植え替えをしていない

植え替えをしていないと成長した根が詰まり、鉢の中がパンパンな状態になってしまします。

植物も酸素不足や栄養素不足になりますので、2,3年に一度は植え替えを行うようにしましょう。

ななちゃん

次の章では原因の対策を紹介するよ!

鉢植えにカビができた時の3つの対策とその影響

これまでは鉢植えにカビが生えてしまう原因を見てきましたが、ここからはその対策についてお話します。

鉢植えの湿度を下げて、カビと無縁の生活を送りましょう!

最後にカビが与える影響も解説しておりますので、1つずつ確認していきましょう。

鉢植えのカビを対策する3つの方法
  1. 鉢植えのカビを取り除く
  2. 鉢植えの置き場所や室内環境を改善する
  3. 鉢植えの土の状態や育て方を改善する
ななちゃん

3つなら簡単だね!

①鉢植えのカビを取り除く

まずは鉢植えのカビを取り除きます。

土の表面がカビている場合と、鉢自体がカビている場合で作業が異なりますので、それぞれ見ていきましょう。

土の表面がカビている場合

土の表面がカビている場合は、スプーンなどで土ごとすくい上げて処分しましょう。

すべて取り除けたら、1~2週間は湿度の低い場所で様子を見てから新しい土を足します。

それでも気になる場合は、植物に直接かからないようにアルコールスプレーをかけると効果的です。

カビが再発してしまう場合は、そもそもカビやすい土である場合も考えられるため、植え替えをしましょう。

→詳しい植え替えの仕方は、後日、解説記事を投稿します。少々お待ちください。

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鉢がカビてしまっている場合

鉢がカビてしまっている場合は、植物に直接かからないようにアルコールスプレーを吹きかけて様子を見ます。

中まで浸透してしまっていたり、改善されない場合は早めに植え替えをしましょう。

→詳しい植え替えの仕方は、後日、解説記事を投稿します。少々お待ちください。

アルコールスプレーはコチラ!

ウッドチップ(バークチップ)やココヤシファイバーがカビている場合

ウッドチップ(バークチップ)やココヤシファイバーがカビてしまっている場合も、土から取り出してアルコール除菌しましょう。

しっかりと乾かしてから戻す事でまた使う事ができますよ。

でも、どちらも高い物ではないので、カビたら都度購入の方が衛生的かもしれません。

ななちゃん

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②鉢植えの置き場所や室内環境を改善する

鉢植えの置き場所はなるべく明るく、風通しのいい場所にします。

ななちゃん

ただしエアコンや扇風機の人工的な風はNG!
植物自体を必要以上に乾燥させちゃうよ!!

場所がない場合は、水をあげる時や週に1回ぐらいは、外に出してあげましょう。

水分量が適切に保たれ、植物本体の蒸れを防ぎます。

③鉢植えの水分量や育て方を改善する

原因の②でもお話ししましたが、水やりの仕方を改める必要があります!

適切な水やりは、土の表面から下2cmぐらいが完全に乾いたことを確認してから水を与えるようにしましょう。

また植物に対して鉢が大きすぎると、植物に必要な水分量を超えてしまいます。

鉢の中に常に満タンの水がある状態が続いてしまい、根腐れやカビの原因になります。

また、鉢の大きさは、基本的に元々植えていた鉢よりも一回り大きな鉢に植え替えましょう!

例えば、4号の鉢に植えていた場合は5号の鉢に植えます。

※1号は約3cmで、1寸も同じサイズです。

アジサイなど、成長が早く水が好きな植物であれば、二回り大きな鉢に植え替えてもいいかもしれません。

カビは鉢植えに影響する?

カビはしばらくそのままでも、すぐに植物に影響はありません。

しかし、お部屋の中にあると人体に影響が出る場合がありますし、植物にもいずれ影響が出ます。

できればカビは早く取り除く事をオススメします!

鉢植えのカビを防ぐアイテムを5つご紹介!

効率よく湿度管理をするには、アイテムを使うのがオススメです。

ここでは以下の5つのアイテムをご紹介します。

鉢植えのカビを防ぐアイテムを5選
  1. 鉢底石(植える際に活用)
  2. 底上げできるもの(普段の置き場として活用)
  3. サーキュレーター(普段の過湿予防に活用)
  4. 水やりチェッカー(普段の水やり管理に活用)
  5. アルコールスプレー(カビが生えた時に活用)

鉢底石(植える際に活用)

植え替える時に鉢底石を入れるようにしましょう。

鉢底と土の間に空間ができ、通気性が上がるため多湿を防ぐことができます。

根が成長すると鉢底石まで包み込んで一体化してしまうため、2年を目安に植え替えましょう!

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底上げできるもの(普段の置き場として活用)

鉢底穴が直接地面に着いていると、穴が塞がり通気性が悪くなります。

そのため、穴が開いていて地面との距離をとれるものを敷いて底上げする事で、

通気性が上がり、多湿を防ぐことができます。

ななちゃん

実際に我が家の植物も、この方法で元気になりました!

水やりチェッカー(普段の水やり管理に活用)

鉢の中水が多すぎる対策として、水やりチェッカーという便利グッズもあります。

一目で水の状態が分かるため、水のやりすぎてカビることはなくなるでしょう!

ななちゃん

一目でわかるからどっても便利!

サーキュレーター(普段の過湿予防に活用)

梅雨時期や風通しの悪い場所には、サ-キュレーターを使いましょう。

どうしても雨が多いと湿度は高くなりますし、風通しが悪いと蒸れてしまいます。

ただし、風が植物に直接当たらないように注意が必要です!

アルコールスプレー(カビが生えた時に活用)

カビは細菌なので、アルコールで対処可能です。

カビに吹きかけて使いますが、植物本体には掛からないように注意しましょう!

すぐに使えるアルコールスプレーはコチラ!

おわりに

ここまでいかがだったでしょう。

鉢植えにカビが生える原因は湿度であり、対処法も意外と簡単だったと思います。

ななちゃん

特に梅雨時期は、サーキュレーターとかあった方がいいかもね!

おさらいすると、以下のような環境は鉢植えにカビを生やす原因になります。

カビが生える5つの原因
  1. 鉢植えの置き場所の日当たりや風通しが悪い  
  2. 鉢植えの水分量が多すぎる
  3. 鉢植えのウッドチップやココヤシファイバー、鉢皿が原因
  4. 鉢植えに肥料を与えすぎている
  5. 鉢植えの植え替えをしていない

そして以下が、カビが生えてしまった際の対処法です。

カビが生えてしまった場合の対処法
  1. カビを取り除く
  2. 環境を整える
  3. 適切な育て方をする

カビが生えても焦る事はありませんので、原因を突き止めて、早めに対処していきましょう。

ななちゃん

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ななちゃん

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