この記事では、下記のような悩みや疑問を解決しています!
- 植物を枯らさない知識が欲しい!
- お花が枯れたけど来年も咲く?
- 一年草、多年草、宿根草、球根植物の違いは?
あなたは、お花が「毎年咲くもの」と、「ワンシーズンしか咲かないもの」がある事をご存知ですか?
実はこの事を知っているだけで、お花を枯らしにくくなるんです!
もし知らなくてもこの記事では画像付きで解説しているため、しっかり理解できますよ!
まずはこの記事に書いてある事を確認しましょう。
- 一年草、多年草、宿根草、球根植物の違いがわかる
- 写真付きでわかりやすく解説
- プロによる解説で知識が深まり植物を枯らしづらくなる
私も知識ゼロからお花屋さんで学んだため、園芸やお花をこれから始める方の気持ちが良く分かります!
そんな私が最初のころに苦戦した事を、あなたに向けてわかりやすく解説していきますね。
この記事は、植物のプロが解説しています。

安心して私についてきて!
それでは見ていきましょう!

お花の種類と基本的な知識!

「一年草」「多年草」「宿根草」「球根植物」この4種類の違いを説明できる人が、この日本にいったい何人いるでしょう?
恐らく10%未満だと思います。
つまり、この記事を読み終えたころには、あなたは園芸に詳しい人になれます!

知ったかぶりはもう卒業!
そしてこの4種類、園芸をやる上で非常に大切な事ですので覚えておきましょう。
これを知っているだけで、お気に入りのお花を捨てずに済むかもしれません。
まず先に各ポイントを見ておきましょう!
「え?こんな簡単な事なの?」そう聞こえてきそうですが、実際そうなんです。
この先では、お花の写真を見ながら「一年草」「多年草」「宿根草」「球根植物」 をもう少し詳しく解説しています!

では、問題!
初夏を知らせる芍薬(シャクヤク)はどれに分類されるか分かるかな?
答えはこの先に書いてあるよ!

↓このお花がシャクヤクだよ!

一年草とは
一年草のポイントは以下の通りです。
- ワンシーズンのみ咲く
- シーズンが終わったら違う鉢を植える
- 種が落ちれば来年も咲くかも
一年草は、ワンシーズンのみ咲くことのできるお花の事を言います。
基本的には種を落として、翌年に花を咲かせます。
しかし鉢植えの場合は翌年咲く確率が低いので、枯れたら新しいお花を植えましょう。
一年草であるコスモスやネモフィラが毎年同じところに生えるのは、種が落ちて育っているんですよ~!


多年草とは
多年草とは以下の通りです。
- 植えっぱなしで毎年咲く
- 季節外は基本的に葉だけで過ごす
- 宿根草も多年草に入る
多年草は一年草とは異なり、植えっぱなしで毎年咲くお花の事をいいます。

例えばこの写真のお花はクリスマスローズといい、毎年1月~4月にかけて花を咲かせる多年草です。
5月~12月は花を枯らし、その間、葉だけで翌年の開花期を待ちます。

クリスマスローズを見かけると、もうすぐ春だと感じるなぁ~
このように多年草は、基本的に開花期以外は葉だけで過ごし、開花期に備えています。
また、宿根草は多年草に分類されており、下記でご説明いたします。
宿根草とは
宿根草とは以下の通りです。
- 植えっぱなしで毎年咲く
- 季節外は地上部を枯らす
- 扱いは多年草
宿根草は基本的に、冬になると花だけでなく、地上に出ている葉や茎まで枯らして根だけで春を待ちます。

例えばこの写真のお花は芍薬(シャクヤク)といい、5月から6月にかけて花を咲かせる宿根草です。
冬場は葉や茎を枯らし、春~初夏にまた元気なお花を咲かせます。

冒頭の問題の答えは「宿根草」だね!
注意点は、葉や茎も枯れてしまうため、捨てないようにする事です。
特性を理解して、来年も綺麗に咲かせましょう!
球根植物とは
球根植物と以下の通りです。
- 庭植えは基本的に植えっぱなしで毎年咲く(庭植えでも掘り起こす種類あり)
- 鉢植えは基本的に毎年掘り起こす
- 季節外は地上部を枯らす
球根植物は、庭植なら基本的に植えっぱなしで毎年咲きます。
例えばムスカリや水仙などは植えっぱなしでも数年間は毎年咲きます。


しかしチューリップやヒヤシンスなどの球根植物は、庭植えでも毎年掘り起こして管理しましょう。
特に鉢植えの場合は、植えっぱなしOKの種類でも掘り起こしをオススメします。


掘り起こした球根は乾燥させて、また秋に植えつけます。

詳しいやり方は、後ほど別記事で投稿するよ!

まとめ
いかがだったでしょうか?
意外と簡単だったのではないでしょうか!
ポイントを以下にまとめていますので、ココだけは覚えておきましょう!
- 一年草
- ワンシーズンのみ咲くお花
- 多年草
- 毎年咲くお花
- 宿根草
- 多年草の中でも、地上部を枯らして翌年を待つお花
- 球根植物
- 毎年咲くが、種類によっては毎年掘り上げる必要がある
- 鉢植えでは基本的に掘り上げる
以上が基本的なお花の種類です。
実際に育てながら、お花がどう育っていくのかを観察する事がお花初心者を脱出する近道です!
もちろんお花によって植えつけ時期や管理の方法が違ってきますので、都度育て方を確認しましょう!

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